★本日の注目 — トランプ氏、米・イラン『戦争の決着』表明 ホルムズ30日内再/AI・半導体相場は終わったのか?今後カギを握る3つの要因/日銀、6月利上げ1.0%へ 国債買い入れは減額停止で調整。
ZAI・テクノロジー2+選外2
0613-N01四季報★9
週半ばまでのAI・半導体株の調整を受け、相場の持続性を左右する3要因(設備投資の循環、資金調達の質、収益化)を整理した分析。
▶ 先読み金曜のイラン和平期待によるリスクオンで半導体に資金が戻るか、来週の日米中銀イベント次第。設備投資の『循環的融資』懸念が再燃すれば、もう一段の調整余地。
0613-N02日経6/10★8
10日の東京市場で日経平均は1237円安(1.89%)の6万4179円。米ハイテク株安と中東緊迫を背景にAI関連と先物に売りが集中した。
▶ 先読みこの調整は12日の米市場でイラン和平観測を受け反発に転換。週明けの日本株は半導体株の戻りと円金利上昇のせめぎ合いになり、BOJ会合通過まで上値は重い。
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Zエネルギー転換1+選外1
0613-N05日経6/11★8
11日の中東情勢関係閣僚会議で、ホルムズ海峡経由の原油を海峡外調達へ切り替え、7月に代替調達割合が100%に達すると表明する見通し。
▶ 先読み供給途絶リスクは後退する一方、米国産シフトで調達コスト増の可能性。イラン和平が成立すればホルムズ再開で原油は反落方向、燃料安・電力関連株に追い風。
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Z地政学・安保1+選外1
0613-N07CNBC6/12★10
トランプ大統領が米・イラン戦争の『素晴らしい決着』に言及。文書化を経て数日内の署名を見込む。イランは30日以内のホルムズ海峡再開、米国は石油制裁の解除を約束との報道。
▶ 先読み合意成立なら原油は大幅安・世界的リスクオンへ。最大の焦点は『文書化』が崩れないか。署名失敗なら一転して原油急騰・株急落のリバーサルに備える局面。
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Zマクロ経済2+選外2
0613-N09日経6/10★9
15〜16日の決定会合で政策金利を0.75%→1.0%へ引き上げる方向。物価高抑制が狙いで、市場の利上げ予想は約9割。国債買い入れの減額は停止して市場安定に配慮。
▶ 先読み利上げはほぼ織り込み済みで、焦点は『次の一手(10月か12月か)』と国債減額の扱い。タカ派色が出れば円高・銀行株高、ハト派なら円安再燃で日本売り警戒。
0613-N10CNBC6/12★9
16〜17日のFOMCは据え置き確率98.2%だが、年内(10月まで)利上げ観測が約4割に上昇。現職パウエルと次期議長ウォーシュが約80年ぶりに同席する異例の会合。
▶ 先読み据え置きは既定路線でも、声明とウォーシュ会見のトーンが本番。利上げ示唆ならドル高・株調整、ハト派なら和平リスクオンと相まって株続伸。日米中銀イベントが来週の相場を支配する。
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Z注目(テーマ外)1
0613-N13CNBC6/12★8
イーロン・マスク氏のスペースXがナスダックに上場。公開価格135ドルに対し初値150ドル、一時+20%超、終値は約161ドル(+19%)。イラン和平期待と合わせ12日の米株を押し上げた。
▶ 先読み大型IPOの好発進は新規資金流入の地合いを示す一方、既存株の換金売り(IPO資金捻出)の一因にも。宇宙・防衛・衛星通信関連の物色拡大と、巨大IPO連鎖が需給に与える影響に注目。
🎙️ 夜のポッドキャスト原稿(7記事)
こんばんは。6月13日土曜日、本日夜の投資情報をお届けします。週末ではありますが、来週は日米の中央銀行会合が控え、さらに金曜の海外市場で大きな動きがありました。今夜は「来週、何が起こるか」を軸に、要点を絞ってお伝えします。
まず、今夜いちばんの注目は地政学です。トランプ大統領が米・イラン戦争について「素晴らしい決着がついた」と発言し、和平合意が間近だと伝わりました。報道では、文書の最終化を経て数日内の署名を見込み、イランは三十日以内にホルムズ海峡を再開、アメリカは石油制裁を解除する、という枠組みです。もし合意が成立すれば、これまで相場の重しだった原油高と中東リスクが一気に後退し、世界的なリスクオンに振れます。注目すべきは「文書化」が崩れないかどうか。署名にこぎつければ原油は大幅安・株高ですが、土壇場で反故になれば、原油急騰・株急落へと逆回転するリスクがある点は頭に置いておきたいところです。
このエネルギーの話とつながるのが、高市政権の動きです。十一日の中東情勢に関する関係閣僚会議で、ホルムズ海峡経由で運んでいた原油を海峡の外からの調達へ切り替え、七月には代替調達の割合が百パーセントに達すると表明する見通しです。供給途絶のリスクは下がりますが、アメリカ産などへのシフトで調達コストはやや上がる可能性があります。和平が実現してホルムズが再開すれば、燃料安が国内の物価とエネルギー関連株の追い風になる。逆に長期化シナリオに備えるなら、石炭や肥料、国産の再生エネルギーといった代替テーマも引き続き押さえておきたいところです。
そして来週最大のイベントが、日米の金融政策決定会合です。日銀は十五日から十六日の会合で、政策金利を今の〇・七五パーセントから一・〇パーセントへ引き上げる方向です。市場の利上げ予想はおよそ九割に達していて、利上げそのものはほぼ織り込み済み。焦点はむしろ「次の一手」です。次回利上げが十月なのか十二月なのか、そして国債買い入れの減額をどう扱うか。タカ派的なメッセージが出れば円高と銀行株高に、逆にハト派的なら円安が再燃して「日本売り」への警戒が強まります。利上げの有無より、その先の道筋をどう示すかが相場を動かします。
アメリカのFOMCは十六日から十七日。金利は据え置きの確率が九割八分とほぼ確実視されていますが、年内、十月までの利上げ観測が四割近くまで上昇している点が見逃せません。今回は現職のパウエル議長と、次期議長のウォーシュ氏が、およそ八十年ぶりに同席するという異例の会合になります。据え置きは既定路線でも、声明の文言と、ウォーシュ氏の会見のトーンが本番です。利上げを示唆すればドル高・株安方向、ハト派なら和平期待と相まって株はさらに上値を追う展開も。来週はこの日米中銀イベントが相場全体を支配すると見ておくのが良さそうです。
株式市場に目を移すと、金曜の米国市場は上昇しました。イラン和平への期待に加えて、もうひとつ大きな材料がありました。イーロン・マスク氏のスペースXがナスダックに上場し、公開価格百三十五ドルに対して初値は百五十ドル、一時は二割を超えて急騰し、終値はおよそ百六十一ドル、前日比で約十九パーセント高で取引を終えました。大型IPOの好発進は、新規マネーが市場に入ってきやすい地合いを示す一方で、その資金を作るために既存株を売る換金売りの一因にもなります。宇宙・防衛・衛星通信といった関連テーマの広がりと、巨大IPOの連鎖が需給に与える影響、この両面に注目しておきたいところです。
最後にAI・半導体です。週の半ばまでは、過剰投資への懸念から日経平均が一日で千二百円を超えて下げる場面もあり、調整色が強まっていました。ただ金曜の和平期待によるリスクオンで、流れは反発に転じています。エヌビディアは次世代サーバーのフル生産を宣言し、台湾積体電路や韓国勢に増産を要請するなど、実需の拡大は続いています。短期の株価調整と、中長期の設備投資の強さ。この乖離をどう見るかが、押し目買いの判断材料になります。来週の日米中銀通過後に、半導体へ資金が戻るかどうかが、ひとつの試金石になりそうです。
気になった記事は、ダッシュボードから深掘りをご指定ください。以上、今夜もリゼがお届けしました。良い週末を。おやすみなさい。
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