★本日の注目 — 米イラン、攻撃停止で合意 30日にカタールで協議案/AIチップ株が金曜に続落/ソフトバンクG急落、出資先OpenAIのIPO延期検討報道で。
ZAI・テクノロジー2
0629-M01CNBC6/26★9続報
AIインフラ建設コスト増への警戒からハイテクが売られ、ナスダックは5営業日続落。Intel・Arm・Marvell・Micronが下落、エヌビディアとアルファベットも反発に乗れず。
▶ 先読み金利上昇局面では高PERのAI関連が最も脆弱。週明けも債券利回りとAI設備投資の採算性を巡る神経質な値動きが続き、選別物色へ移行する可能性。
0629-M02日経6/26★8続報
OpenAIがSpaceXの上場後不振と相場変動を理由にIPOを来年へ延期検討との報道を受け、出資元のソフトバンクGが急落。AI一次マネーの出口後退観測。
▶ 先読みAIスタートアップの上場遅延はベンチャー評価額とエコシステム全体の資金循環に重し。エヌビディアの巨額出資戦略の含み益にも影響が及ぶか注視。
Zエネルギー・資源1
0629-M04日経6/26★7続報
高市首相が原発の建て替え促進と次世代革新炉開発、ペロブスカイト太陽電池・風力の導入支援を柱とするエネルギー新計画を表明。データセンター電力需要急増が背景。
▶ 先読み原子力・次世代電源関連と国産ペロブスカイト各社に政策追い風。データセンター電力争奪が長期テーマ化し、電力・送配電インフラ投資が膨らむ方向。
Z地政学・安保2
0629-M06日経6/29★10
米中央軍の27日空爆とイラン側28日報復の応酬後、米イランが攻撃停止で合意。船舶のホルムズ海峡自由航行を確認し、30日にドーハで実務者協議の予定。
▶ 先読み合意が維持されれば原油の地政学プレミアムは縮小方向。ただし協議決裂や偶発衝突なら再急騰リスク。30日ドーハ協議の成否が当面の最大の分岐点。
0629-M07CNBC6/28★8
米イランの攻撃再燃で原油が上昇する一方、米株先物は底堅くアジア株はまちまち。週明けの市場は中東情勢と原油動向を見極める展開。
▶ 先読み原油高はインフレ再燃と利上げ観測を強め、株式・債券の重しに。停戦合意の定着で原油が落ち着くかが週内のリスクオン継続の鍵。
Zマクロ経済3
0629-M09ダイヤモンド6/29★7
週明けの日経平均は249円高で寄り付き。米イラン停戦合意の安心感と円安進行が支援材料。四半期末・年度末の需給要因も意識。
▶ 先読み中東リスク後退と円安で輸出株が下支え。ただし米利上げ観測と高値圏での利益確定売りが上値を抑え、四半期末のリバランスに振らされやすい。
0629-M10日経6/29★8
ドル円は161円台後半まで下落(円安)。米利上げ観測の広がりと日銀利上げ慎重論で日米金利差が意識され、円売り・ドル買いが優勢。
▶ 先読み162円が約40年ぶり水準として意識される節目。突破なら当局の為替介入観測が強まり、日銀の追加利上げ前倒し圧力にもつながる。
0629-M11ダイヤモンド6/29★6
今週の為替材料はイラン情勢、6月末・四半期末・年度末(30日が最終)の需給、主要株式市場と米国債利回りの動向。
▶ 先読み月末・四半期末のフロー次第で値動きが荒くなりやすい。米長期金利の上振れが続けば円安・株安の同時進行に注意。
🎙️ 昼のポッドキャスト原稿(8記事)
リゼ:こんにちは。6月29日月曜日、本日昼の投資情報をお届けします。週末をはさんで、中東情勢と週明けのマーケットに大きな動きが出ています。
フレン:こんにちは、リゼさん。まずはどこからいきましょう。
リゼ:やはり今朝いちばんの材料は地政学です。米国とイランが攻撃停止で合意しました。先週末、米中央軍がイランの軍事施設を空爆し、イラン側も米軍施設に報復するという応酬がありましたが、その後ひとまず手を止めることで折り合いました。船舶はホルムズ海峡を自由に航行できると確認され、30日にはカタールのドーハで実務者協議が開かれる予定です。
フレン:いったん落ち着いた、ということですね。
リゼ:そう、ただし「ひとまず」です。ここが先読みの肝で、合意が維持されれば原油に乗っていた地政学プレミアムは縮んでいきます。実際、北海ブレント原油は一時72ドル近辺と、衝突前の水準まで戻りました。逆に30日の協議がこじれたり、偶発的な衝突が起きれば、原油は一気に再急騰します。当面いちばん注目すべきカレンダーは、明日のドーハ協議の成否です。
フレン:原油が動くと、株や為替にも効いてきますよね。
リゼ:まさにそこです。週明けの市場を見ると、米株先物は底堅く、アジア株はまちまち。原油がいったん上昇したことでインフレ再燃と利上げ観測がくすぶり、株と債券の重しになりかねません。停戦が定着して原油が落ち着くかどうかが、今週リスクオンを続けられるかの分かれ目になります。
フレン:日本の株と為替は今朝どうですか。
リゼ:日経平均は前週末比249円高の6万9609円で寄り付きました。中東リスク後退の安心感と、円安の進行が支えです。一方の為替は、ドル円が161円台後半まで円安が進んでいます。背景は、米国側で利上げ観測が広がる一方、日銀は利上げに慎重との見方が残り、日米の金利差が改めて意識されていること。
フレン:162円が近づいていますね。
リゼ:ええ、162円はおよそ40年ぶりの水準として意識される節目です。ここを抜けると、当局の為替介入への警戒が一気に強まりますし、日銀に追加利上げを前倒しで迫る圧力にもつながります。しかも今週は明日30日が6月末であり四半期末・年度末。月末のリバランスのフローで値動きが荒くなりやすいので、米国の長期金利が上振れる場面では円安と株安が同時に進むリスクに注意してください。
フレン:ハイテク、AI関連はどうでしょう。
リゼ:こちらは慎重に見ています。先週末の米市場は、AIインフラの建設コスト増への警戒からハイテクが売られ、ナスダックは5営業日続落しました。インテルやアーム、マーベル、マイクロンが下落し、けん引役のエヌビディアやアルファベットも反発に乗り切れていません。
フレン:AIブームに少し陰りが、ということですか。
リゼ:ブームの終わりというより、採算とコストを問い直す局面ですね。さらにオープンAIがIPOを来年に延期する検討に入ったとの報道が出て、出資元のソフトバンクグループが急落しました。先読みのポイントは二つ。ひとつは、金利が上がる局面では高PERのAI関連が真っ先に売られやすいこと。もうひとつは、AIスタートアップの上場が遅れると、ベンチャーの評価額やエコシステム全体の資金循環の出口が後ろ倒しになり、エヌビディアの巨額出資の含み益にも響きかねないこと。週明けも債券利回りとAI設備投資の採算をにらんだ神経質な値動きが続きそうです。
フレン:エネルギーのほうも一言ありましたよね。
リゼ:はい、高市首相がエネルギー需給の新計画を表明しました。原発の建て替え促進と次世代革新炉の開発、それにペロブスカイト太陽電池や風力の導入支援が柱です。背景にあるのは、データセンターによる電力需要の急拡大。ここは長期テーマで、原子力・次世代電源の関連や国産ペロブスカイト各社、そして送配電インフラへの投資が膨らむ方向と見ておきたいところです。
フレン:今日の流れがつかめました。
リゼ:気になった記事は、ダッシュボードから深掘りをご指定ください。明日のドーハ協議と四半期末のフロー、そして米金利を軸に見ていきましょう。以上、本日昼もリゼがお届けしました。
フレン:夜の配信もお楽しみに。
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