「半値8掛け2割引」の「捨て値」まで売られたキオクシア、それでも「中長期で相場は終わっていない」と言える理由
1カ月で7割弱下落したキオクシア株について、NAND需給とAIデータセンター投資の実態から中長期の上昇余地は失われていないと分析する。
▶ 先読み7〜9月期の大幅増益見通しが確認されれば、AI関連の物色は「指数全体」から「業績で説明できる銘柄」へ絞り込まれる。


1カ月で7割弱下落したキオクシア株について、NAND需給とAIデータセンター投資の実態から中長期の上昇余地は失われていないと分析する。
▶ 先読み7〜9月期の大幅増益見通しが確認されれば、AI関連の物色は「指数全体」から「業績で説明できる銘柄」へ絞り込まれる。
7〜9月期純利益31倍の見通しに加え株式分割と自社株買いを発表したキオクシアHDが3日、一時7.24%高の4万9870円まで買われた。
▶ 先読み株式分割で個人資金が入りやすくなり、半導体株の売られ過ぎ修正が他のメモリー関連にも波及する可能性。
マイクロソフト、アルファベット、アマゾン、メタの決算を踏まえ、AI投資の回収力に基づく序列付けを提示。設備投資の伸びと収益化の差が鮮明になったと指摘。
▶ 先読みAI設備投資は「増やせば買われる」局面が終わり、投資回収を数字で示せる企業だけに資金が集中する二極化へ。
中国製オープンモデルの性能が米国勢に追いつき、モデル性能の差が実質的に消えたとして、米国は輸出規制頼みの戦略を改めるべきだと論じる。
▶ 先読みモデル性能で差がつかなくなれば競争軸は電力・データセンター・チップ供給に移り、インフラ側の銘柄に資金が向かいやすい。
トランプ大統領が予定していた対イラン攻撃を取りやめたことで中東の緊張が緩み、WTI・ブレント原油はともに4%を超える急落となった。
▶ 先読み原油急落が続けば輸入インフレの圧力が緩み、日本の電気・ガス料金の先高観と円安圧力の一部が後退する。
トランプ大統領は2日、イランとの戦闘終結交渉を3日午後に再開すると表明。ホルムズ海峡の開放と核問題の双方で合意成立に楽観的な見方を示した。
▶ 先読みホルムズ海峡の通航が正常化に向かえば、LNG・ナフサの調達不安が和らぎ日本の素材・電力・海運のコスト前提が変わる。
3日の東京市場で円が急伸し一時1ドル=155円台と約2カ月半ぶりの高値。日米協調介入の判明を受け、追加介入への警戒が円買いを誘った。
▶ 先読み介入が「一度きりでない」と市場が織り込めば、円安を前提に組まれてきた輸出株・インバウンド株のポジション巻き戻しが続く。
片山財務相が3日、米財務省と協調して円買い介入を実施したと正式に表明。「過度で無秩序な変動」への対応とし、追加実施の可能性にも言及した。
▶ 先読み当局が水準ではなく変動速度を問題にしている以上、急な円安が再発するたびに介入が繰り返される展開が想定される。
米財務長官ベッセント氏とトランプ大統領が協調介入への参加を確認し、今後もためらわず加わると表明。日本側の片山財務相の発言と歩調を合わせた。
▶ 先読み米国が円安是正に前向きな姿勢を続けるなら、ドル高一辺倒だった為替の前提が崩れ、米国株の海外収益期待にも影響が及ぶ。
3日の東京株式市場で日経平均は反落し、一時前週末比1200円ほど安い6万3100円台前半に下落。前週末に買われたAI・半導体関連の反動売りが出た。
▶ 先読み円高と半導体の反動安が重なる局面では、内需・非AI銘柄への資金シフトが日本株の下値を支える形になりやすい。
Coldcardの脆弱性を突いた攻撃が第3波に入り、被害総額は140億円超に拡大。攻撃手法も変化しており自己保管の安全神話が揺らいでいる。
▶ 先読み自己保管への信頼が損なわれれば資金は規制下のカストディやETFに向かい、機関経由の保有比率がさらに高まる。
トランプ・メディアが保有ビットコイン2628BTC(約260億円相当)を取引所に移動。同社は売却目的ではないと説明したが市場では警戒感が広がった。
▶ 先読み企業トレジャリーの保有分が売り圧力に転じるという疑念は、株式でビットコインを間接保有する銘柄の割高感の解消を促す。
マイクロストラテジー改めストラテジーが5週間ぶりとなるビットコイン追加購入を示唆。調達環境の悪化が指摘されるなかでの動きとなる。
▶ 先読み最大の買い手が買い戻しに動けば需給の下支えとなる一方、資金調達コスト次第では継続性が疑問視され値動きが荒くなりやすい。
ビットコイン先物のベーシス(先物と現物の差)が米国債利回りを下回る状態が2022年以来の長期間続いているとグラスノードが指摘。
▶ 先読み裁定業者にとって妙味が消えた状態が続けば、ヘッジファンド経由の資金流入が細り、上昇の起点は現物ETF需要頼みになる。
Wintermuteは、機関投資家の参入によりアルトコインとビットコインの相関が低下し、銘柄ごとの個別要因で動く市場に変化していると分析。
▶ 先読み「ビットコインが上がれば全部上がる」相場が終われば、暗号資産投資は個別選別が必要な株式に近い運用に移行する。
元CFTC委員長が、米クラリティー法案が成立しても業界が期待するほどの規制明確化にはつながらないと指摘し、過度な期待に警鐘を鳴らした。
▶ 先読み法案成立を織り込んで買われてきた米暗号資産関連株は、成立後に「材料出尽くし」となるリスクを抱える。
英アストラゼネカが米ブリストル・マイヤーズスクイブと約4000億ドル規模の統合を協議中とFTが報道。実現すれば製薬業界で史上最大級の再編となる。
▶ 先読み特許切れの崖を前に大型再編が動き出せば、パイプライン確保を狙う買収が連鎖し、創薬ベンチャーや日本の中堅製薬にも再評価が及ぶ。
カシオ計算機が3日ストップ高となる23%高の2164円50銭まで急騰し約5年ぶり高値。27年3月期の純利益予想を50億円上方修正したことが買い材料となった。
▶ 先読みAI・半導体から資金が抜けるなか、業績上方修正を出した内需・非AI銘柄が受け皿になる流れが続く可能性がある。
ファナックが3日急反落し一時約4カ月ぶりの安値。27年3月期予想を上方修正したものの、4〜6月期実績が想定の範囲内にとどまり失望売りが出た。
▶ 先読み設備投資関連は「上方修正しても売られる」水準まで期待が織り込まれており、受注の実数が出るまで上値は重い。
ispaceが三菱重工と組み、月面輸送を国内産業として確立しようとする戦略を追う。NASA需要の取り込みにとどまらない事業設計を解説する。
▶ 先読み宇宙輸送が公的需要から民間需要に広がれば、部材を供給する中小メーカーにも継続的な受注が生まれる。
JR西日本が5年間で2.6兆円という過去最大の投資計画を打ち出した。鉄道以外の不動産・まちづくりを含む構造転換に踏み込む。
▶ 先読み鉄道各社の大型投資が続けば、建設・設備関連の受注は中期で積み上がる一方、金利上昇局面では財務負担が重しになる。
日産が進める開発期間の大幅短縮策と、その第一号となる見込みの新型スカイラインの位置づけを検証する。
▶ 先読み開発リードタイムの短縮が実現すれば中国勢との商品投入速度の差が縮まり、日本車の競争力評価が変わる。