★本日の注目 — インテル、7〜9月売上高見通しが市場予想上回る 株価一時13%急騰/テスラ・アルファベット決算後に/ブレント原油、100ドル突破 次は120ドルの見方も。
ZAI・テクノロジー5+選外4
0724-M01日経7/23★9
インテルの7〜9月期売上高見通しが前年比16〜23%増と市場予想を上回り、株価は時間外で一時13%急騰。AI向けCPU回復とコスト削減が寄与。
▶ 先読みファウンドリ再建に弾みがつくか。26日のエヌビディア決算とあわせ半導体全体のセンチメントを左右する。
0724-M02CNBC7/23★9
前日決算のテスラとアルファベットが急落、両社で約5000億ドルの時価総額が吹き飛んだ。成長よりAI設備投資の重さが意識された。
▶ 先読み『AI投資が利益を圧迫する』という懸念がハイテク全体に波及。今後の決算では投資回収の説明が株価の分水嶺になる。
0724-M03CNBC7/23★8
グーグルクラウドのクリアンCEOは顧客のクラウド支出が前年比50%増と発言。AIワークロードが需要をけん引。
▶ 先読みクラウド設備投資競争は続く。AIインフラ需要の底堅さは半導体・電力関連への追い風。
0724-M04CNBC7/23★8
オラクルが米国防総省と最大70億ドル・10年のソフトウエア契約を締結。政府向けクラウド・AI基盤の受注を拡大。
▶ 先読み政府調達がAIソフト大手の安定収益源に。防衛×AIの資金流入が今後も続く公算。
0724-M05東洋経済7/24★7
AIエージェントの活用が『試す』段階から業務組み込みの段階へ移行。導入の速さが企業間格差を広げると指摘。
▶ 先読みエージェント導入の巧拙が企業の生産性・株価評価を分ける。関連SaaS・受託開発への需要拡大が続く。
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Zエネルギー・資源2+選外2
0724-M10CNBC7/23★9
紅海でサウジ籍タンカー攻撃報道を受けブレント原油が約7%高の100.69ドルと5月下旬以来の100ドル台。今月の上昇率は3割超。
▶ 先読み中東情勢の悪化次第で120ドルも視野。インフレ再燃と利上げ観測を強め、あらゆる資産に波及。
0724-M11東洋経済7/24★7
ファーウェイと協業するEVブランド『問界』が赤字転落。半導体などの部材高とモデルチェンジ短期化が採算を圧迫。
▶ 先読み中国EVの価格競争と原価上昇の板挟みが鮮明。淘汰局面入りで供給網・電池各社にも影響。
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Z地政学・安保2+選外1
0724-M14CNBC7/23★9
米政権が強制労働対策の不備を理由に60カ国へ10〜12.5%の新関税を金曜午前0時過ぎに発動。暫定10%関税の失効に合わせた措置。
▶ 先読み日本を含む幅広い貿易相手に打撃。サプライチェーン再編と物価押し上げが同時進行する。
0724-M15CNBC7/23★8
米議会でイランへの軍事行動を制約する戦争権限決議を巡り与野党が対立。トランプ政権に対イラン撤退を促す動きも。
▶ 先読み米国内政治の不透明感が中東リスクに上乗せ。原油・防衛関連のボラティリティを高める。
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Zマクロ経済4+選外1
0724-M17CNBC7/23★9
原油急騰でインフレ懸念が再燃し、FF先物が示す9月利上げ確率が約82%へ急上昇(1週間前は53%未満)。来週FOMCは据え置き公算。
▶ 先読み『利下げ』から『利上げ』へ市場観測が反転。金利上昇が株式・債券の重しとなる局面。
0724-M18CNBC7/24★8
日本の6月コアCPIが前年比で小幅に上昇し4年ぶり低水準から反転。原油高と円安が物価を再び押し上げ。
▶ 先読み日銀の追加利上げ観測を後押し。中期債利回りの上昇圧力が続く。
0724-M19日経7/24★8
米ハイテク株安を受け日経平均が反落し下げ幅は一時1700円超。ソフトバンクGやアドテストなど値がさ株に売り。TOPIXは一時4000割れ。
▶ 先読み米AI株の調整が日本株に直結。原油高・円安と重なり当面は神経質な地合いが続く。
0724-M20CNBC7/23★7
原油高と底堅い雇用統計を背景に米10年債利回りが2025年1月以来の高水準へ上昇。
▶ 先読み長期金利上昇は高PER株の逆風。住宅・借換えなど実体経済にも波及しうる。
選外(このテーマの参考記事)
Z注目(テーマ外)2
0724-M22CNBC7/24★7
独アリアンツがHSBCのシンガポール保険事業を約20.9億ドルで買収。アジアの保険・資産運用市場での基盤を強化。
▶ 先読み金融再編でアジア保険市場の争奪が活発化。金利上昇局面で保険大手の収益改善期待も。
0724-M23CNBC7/23★6
IBMのクリシュナCEOが、生成AIは同社ソフト事業を脅かすより補完すると投資家に説明。決算後の懸念払拭を狙う。
▶ 先読み『AIは既存ソフトの敵か味方か』の論争が投資判断の焦点に。大手ソフトの再評価につながる可能性。
🎙️ 昼のポッドキャスト原稿(15記事)
リゼ:こんにちは。7月24日金曜日、本日昼の投資ニュースをお届けします。解説はリゼが担当いたします。
なちょ猫:こんにちは、リゼさん。本日はなちょ猫がお相手いたします。原油や金利が大きく動いているようですね。さっそく、注目の話題から教えてください。
リゼ:はい。まず本日最大の焦点は原油です。紅海でサウジ籍のタンカーが攻撃されたと伝わり、国際指標のブレント原油は一時7%上昇し、5月下旬以来となる1バレル100ドルを突破しました。今月の上昇率はすでに3割を超えています。市場では次の節目として120ドルを見込む声も出ています。ここで重要なのは、原油高が単なるエネルギーの話にとどまらない点です。物価を押し上げ、金融政策の見通しまで揺さぶり始めています。
なちょ猫:その金融政策への影響が、次のお話につながるのですね。
リゼ:ええ。原油急騰でインフレ懸念が再燃した結果、FRBの利上げ観測が急上昇しました。金利先物が織り込む9月の利上げ確率は、1週間前の53%未満から一気に82%まで跳ね上がっています。来週のFOMC自体は据え置きが有力ですが、市場の目線が『利下げ』から『利上げ』へと反転したことは見逃せません。この金利上昇が、株式にも重くのしかかっています。
なちょ猫:株式市場は、実際どのような反応でしたか。
リゼ:米国では主要3指数が1カ月ぶりの大幅安となりました。とりわけ前日に決算を発表したテスラとアルファベットが売られ、両社あわせて約5000億ドルもの時価総額が消失しました。背景にあるのは、AIへの巨額投資が目先の利益を圧迫するという懸念です。この米ハイテク株安は日本にも直結し、本日の日経平均は下げ幅が一時1700円を超え、TOPIXは節目の4000を割り込む場面がありました。ソフトバンクグループやアドバンテストといった値がさ株に売りが集中しています。
なちょ猫:AI関連は逆風ばかりなのでしょうか。
リゼ:いいえ、明暗が分かれています。半導体のインテルは、7月から9月期の売上高見通しが市場予想を上回り、株価は時間外で一時13%も急騰しました。AI向けCPUの回復とコスト削減が効いています。またグーグルクラウドは顧客のAI関連支出が前年比50%増だと説明し、オラクルは米国防総省と最大70億ドル、10年間のソフト契約を結びました。つまり、AIインフラそのものへの需要は依然として力強い。焦点は、その投資がいつ利益に結びつくかへと移っています。来週26日にはエヌビディアの決算も控えており、ここが半導体全体の分水嶺になりそうです。
なちょ猫:企業側は、AIをどう取り込むかが問われる局面ですね。
リゼ:まさにその通りです。東洋経済の分析では、投資家が求めるAIエージェントの活用が、試す段階から業務に組み込む段階へと移行していると指摘されています。導入をためらわない企業ほど生産性で優位に立つ。この巧拙が、今後の企業評価を分けていくでしょう。
なちょ猫:通商や地政学の動きはいかがでしょうか。
リゼ:トランプ政権が、強制労働対策の不備を理由に、日本を含む60カ国へ10%から12.5%の新たな関税を、金曜午前0時過ぎに発動します。暫定的な10%関税の失効に合わせた措置で、サプライチェーンの再編と物価の押し上げが同時に進む展開です。国内に目を向けますと、日本の6月のコアCPIが4年ぶりの低水準から小幅に反転しました。原油高と円安が物価を再び押し上げており、日銀の追加利上げ観測を後押しする材料となりそうです。
なちょ猫:企業の再編に関する話題もあると伺いました。
リゼ:はい。ドイツのアリアンツが、HSBCのシンガポール保険事業を約20.9億ドルで買収すると発表しました。アジアの保険・資産運用市場を巡る争奪戦が活発になっています。金利上昇は保険大手にとって運用面の追い風でもあり、金融再編の動きは今後も続きそうです。
なちょ猫:本日は原油と金利を軸に、世界全体が動いた一日でしたね。
リゼ:ええ。原油高、金利上昇、そしてAI投資への懐疑という三つの流れが絡み合っています。詳しい記事の一覧はダッシュボードにまとめておりますので、ぜひご確認ください。本日昼の投資ニュース、解説はリゼがお届けしました。それではまた、次の配信でお会いしましょう。
なちょ猫:ありがとうございました。皆さま、良い午後をお過ごしください。
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