★本日の注目 — 原油ほぼ横ばい、ホルムズ通航を市場が注視 Citiは「過剰懸念の消失」/円相場、161円台半ばに下落 FRBの年内利上げ観測で/三菱電機・ローム・タツモ、エヌビディアも注目「パワー半導体」。
ZAI・テクノロジー2
0624-M01ダイヤモンド6/23★4
エヌビディアが27年以降のAIDC電力損失対策として800V直流給電を提唱、鴻海・三菱電機・ローム・ルネサスとSiC等パワー半導体で連携。
▶ 先読みAIデータセンターの電力ボトルネックが日本のパワー半導体・給電部材に特需を生む。次は800V規格採用の本格化と関連銘柄への資金流入が焦点。
0624-M02ダイヤモンド★4
フアンCEOが次世代AI半導体ベラ・ルービンを26年後半本格出荷と表明、TSMC・SKに増産要請しサプライチェーンを巨大化。
▶ 先読み供給網2倍化は日本の部材・冷却・通信企業への裾野拡大に直結。次は増産が需要に追いつくか、供給不足懸念の再燃に注目。
Zエネルギー・資源1+選外1
0624-M04日経★4
米エネルギー省がデータセンター向け電力需要を背景に、閉鎖直前の石炭火力に継続稼働を命令する動きが相次ぐ。
▶ 先読みAI電力需要が脱炭素より供給確保を優先させる流れ。次は化石燃料・既存電源株の見直しと、原子力・蓄電投資の加速が同時進行する。
選外(このテーマの参考記事)
Z地政学・安保2
0624-M06CNBC6/23★5
23日の原油はほぼ横ばい(Brent77.79ドル/WTI73.78ドル)。トランプ氏はホルムズ通過1900万バレルを過去最高と主張する一方、イランは封鎖を宣言し情報が錯綜。米財務省はイラン産原油の60日ライセンス(8/21まで)を発行。
▶ 先読み通航正常化が進めば原油の上値は重い一方、封鎖宣言との情報錯綜でボラは残存。確報と60日ライセンスの運用が次の価格材料。
0624-M07日経★4
日本向けを含むタンカー6隻がホルムズ海峡を通過、物流正常化観測で原油は4%安となり軍事衝突前の水準に近づいた。
▶ 先読み海上物流の回復が続けば日本のインフレ・GDP下振れ懸念は後退。再封鎖リスクの再燃が最大の上振れ要因として残る。
Zマクロ経済2
0624-M08日経6/24★5
24日早朝の東京市場で円は1ドル=161円56銭まで下落。FRBが年内利上げに動くとの見方で日米金利差拡大を意識した円売り・ドル買いが優勢。
▶ 先読み円安進行で日銀の追加利上げ前倒し観測や為替介入警戒が再燃しやすい。160円台定着なら政策反応が次の焦点。
0624-M10ダイヤモンド★4
日銀は6月会合で政策金利を1%に引き上げ(7対1)。物価上振れリスクを前面に出すロジック転換で、金利正常化に新たな課題が浮上。
▶ 先読み利上げ理由が物価上振れに移ったことで年内再利上げが視野。金利1%時代に向け内需・金融・割安株の選別が進む。
🎙️ 昼のポッドキャスト原稿(7記事)
リゼ:こんにちは。6月24日水曜日、本日昼の投資情報をお届けします。前回の夜の配信からの新しい動きを中心にまとめました。
フレン:こんにちは、リゼさん。今日はどこから見ていけばいいですか。
リゼ:きょうの主役はマクロと中東です。まず為替から。24日早朝の東京市場で、円は1ドル161円台半ばまで下落しました。きっかけはアメリカ側で、FRBが年内に利上げへ動くという見方が強まり、日米の金利差拡大を意識した円売りが優勢になっています。
フレン:FRBが利上げ、ですか。下げる話だと思っていました。
リゼ:そこが大きな転換点です。バンク・オブ・アメリカは、根強いインフレと新しいウォーシュ議長の強硬姿勢を理由に、2026年はFRBが3回利上げすると予想しました。市場はもう、早ければ10月の利上げを織り込み始めています。先読みのポイントは、タカ派なFRBが米国の長期金利を押し上げる点です。これはハイテク株や、借入に頼る企業、新興国に逆風で、金利差を通じて円安圧力にもつながります。
フレン:日本側はどうなんでしょう。
リゼ:日銀は6月会合で政策金利を1%へ引き上げました。半年ぶりの利上げです。注目は、利上げの理由を「物価上振れリスク」に置き換えてきたこと。このロジック転換で、年内のもう一段の利上げも視野に入ります。円安が161円台で定着するようだと、追加利上げの前倒しや、為替介入への警戒が次の焦点になります。
フレン:では中東のほうも教えてください。
リゼ:ホルムズ海峡を巡る原油の動きです。23日の原油はほぼ横ばいで、ブレントが77ドル台、WTIが73ドル台でした。トランプ大統領はホルムズ通過量が1日1900万バレルで過去最高だと主張する一方、イランは封鎖を宣言していて、情報が錯綜しています。さらに米財務省はイラン産原油について8月21日までの60日ライセンスを発行しました。
フレン:開いているのか、閉じているのか分からない状態なんですね。
リゼ:その通りで、ここが相場のポイントです。通航の正常化が進めば原油の上値は重くなりますが、封鎖宣言との食い違いでボラティリティは残ります。実際、日本向けを含むタンカー6隻が海峡を通過し、原油は4%安となって軍事衝突前の水準に近づきました。物流の回復が続けば、日本のインフレやGDPの下振れ懸念は後退します。逆に最大のリスクは再封鎖。ここが上振れ材料として残り続けます。
フレン:AIや半導体のほうで新しい話はありますか。
リゼ:電力がカギの話が2本です。1本目は日本のパワー半導体。エヌビディアが2027年以降のデータセンターの電力損失対策として800ボルト直流給電を提唱し、鴻海や三菱電機、ローム、ルネサスとSiCなどで連携します。AIの電力ボトルネックが、日本の給電部材や省エネ技術に特需を生む構図です。
フレン:もう1本は。
リゼ:エヌビディアの次世代品、ベラ・ルービンです。推論性能は5倍、処理コストは10分の1とされ、2026年後半に本格出荷。サプライチェーンは現行の2倍規模になります。裾野が広がるぶん、日本の部材、冷却、通信企業にも追い風です。次の注目は、増産が需要に追いつくか、それとも供給不足が再び懸念されるかです。
フレン:エネルギーの動きもありましたね。
リゼ:はい。アメリカのエネルギー省が、データセンターの電力需要を背景に、閉鎖直前の石炭火力に継続稼働を命じる動きが相次いでいます。AIの電力需要が、脱炭素よりも供給確保を優先させ始めた象徴です。既存電源株の見直しと、原子力や蓄電投資の加速が同時に進む流れに注目してください。
フレン:きょうは新しい動きが絞られていた印象ですね。
リゼ:ええ、新規は少なめの日でした。ただ、為替とホルムズという二つの引き金は、次の数日で大きく振れる可能性があります。気になった記事は、ダッシュボードから深掘りをご指定ください。本日もリゼがお届けしました。夜の配信もお楽しみに。
フレン:ありがとうございました。また夜に。
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