マイクロソフト株8%高、4〜6月期は増収増益で設備投資計画を上積み 「需要が旺盛」
売上高900億ドル・EPS4.74ドルがいずれも市場予想を上回り、AIクラウドは4年ぶりの高い増収率。需要を理由に設備投資計画を引き上げ、株価は時間外で8%上昇した。
▶ 先読みAI投資「過剰論」への最有力の反証材料。半導体・電力・データセンター関連の設備投資サイクルはまだ息切れしておらず、AI関連株の反発局面ではまず装置・電力株に資金が戻りやすい。


売上高900億ドル・EPS4.74ドルがいずれも市場予想を上回り、AIクラウドは4年ぶりの高い増収率。需要を理由に設備投資計画を引き上げ、株価は時間外で8%上昇した。
▶ 先読みAI投資「過剰論」への最有力の反証材料。半導体・電力・データセンター関連の設備投資サイクルはまだ息切れしておらず、AI関連株の反発局面ではまず装置・電力株に資金が戻りやすい。
EPS6.18ドルは予想7.22ドルに未達、7〜9月期売上見通しも市場予想を下回った。26年の設備投資レンジ下限を1300億ドルに引き上げる一方、研究開発費と訴訟費用が利益を圧迫し株価は一時11%安。
▶ 先読み「AI投資は増えるが利益は減る」型の決算が市場で最も嫌われる形になった。今後はハイパースケーラーの選別が進み、収益化が見えるMSFT型と、支出先行のMeta型で株価の明暗が一段と分かれる。
半導体部門の営業利益は8兆9200億ウォン(約10兆円)で前年同期の223倍、四半期で過去最高。一方スマートフォン部門は7000億ウォンの営業赤字に転落した。
▶ 先読みメモリー高騰の利益が半導体に集中し、それを部材として使う側は採算が崩れ始めた。スマホ・PC・車載など「メモリーを買う側」の業績下方修正が次の波として来る。
メモリー価格の急騰でコストが膨らみ、製品価格の引き上げに踏み切る方針を示した。次期見通しは市場予想を下回った。
▶ 先読みAIメモリー特需のコストがついに最終製品価格へ転嫁され始めた。スマホ・PCの店頭価格上昇は年後半のインフレ指標と個人消費に効いてくるため、FRBの利上げ論とも直結する。
27年3月期の連結純利益予想を9000億円(前期比12%増)へ500億円上方修正。AI関連データセンター需要とインフラ更新で送配電機器が伸び、2期連続で最高益となる見通し。30日の株価は続伸した。
▶ 先読みAI投資の受益が「チップ」から「電気を送る側」へ広がる流れが業績で裏づけられた。送配電・重電・変圧器といった電力インフラ銘柄が、半導体株が調整する局面での資金の逃避先になりやすい。
イラン革命防衛隊による米軍への弾道ミサイル奇襲を受け、米軍が水曜夜からイランへの攻撃を開始。トランプ大統領は「極めて厳しい報復」を予告し、北海ブレントは7.9%高の90.74ドル、WTIも6.6%高で引けた。ホルムズ海峡のタンカー通航は事実上停止している。
▶ 先読み6月の停戦覚書は完全に崩れ、原油高がインフレ再燃を通じて利上げ観測を強める「地政学→金利→株安」の連鎖が定着しつつある。海運・防衛・資源が買われ、エネルギー多消費の製造業とグロース株が売られる構図が続く。
米国が中国製ヒューマノイドロボットを禁止する動きに対し、中国政府が対抗措置を示唆し強く反発した。トランプ大統領の訪中を控えた時期の衝突となる。
▶ 先読み米中の摩擦がAIの「頭脳」から「身体」=ロボットへ拡大した。減速機・センサー・精密モーターを担う日本の部品メーカーは、対中輸出規制と米国向け特需の両面で振れ幅が大きくなる。
FF金利を3.5〜3.75%で5会合連続据え置き。ハマック、カシュカリ、ローガンの3総裁が利上げを求めて反対票を投じ、9対3の賛成多数となった。ウォーシュ議長は物価安定の実現に「ためらわない」と述べた。
▶ 先読み反対票が「緩和方向」から「利上げ方向」に反転したのが最大の変化。9月会合での利上げ観測が主流になれば、円安と日米金利差の巻き戻し、そして高PER銘柄のさらなる調整が続く。
ダウは2.18%安の5万1594ドルで6月18日以来の安値。S&P500は1.52%安、ナスダックは1.74%安で最高値から10%超の調整入り。SOX指数は5%安、30年債利回りは5.201%へ上昇した。
▶ 先読み株安の主因が「業績」ではなく「長期金利」に移った。30年債5%台が定着すれば、株式のバリュエーション上限が切り下がり、AI関連の高PER銘柄は決算が良くても上がりにくい相場になる。
据え置き決定を市場は「インフレ対応の後手」と受け止め、債券売り・株売りが同時に進んだ。金融引き締めの遅れが将来のより急な利上げを招くとの警戒が広がっている。
▶ 先読み「FRBが動かないほど長期金利が上がる」逆説的な局面。9月までに物価指標が下がらなければ、市場が織り込む利上げ幅が先に膨らみ、政策発表を待たずに実質金利が上昇していく。
30年債利回りは10.5ベーシスポイント上昇して5.201%、一時5.244%と2007年7月以来の高さを付けた。長期のインフレ期待と財政拡張への警戒が同時に効いている。
▶ 先読み長期債の売りは米国だけの話では終わらない。日本の超長期金利にも上昇圧力が及び、生保・銀行の含み損と住宅ローン金利、そして高市政権の積極財政の資金調達コストに波及する。
著名債券投資家のガンドラック氏は、長期金利の上昇はFRBがインフレ抑制に動くべきだという債券市場のメッセージだと指摘した。
▶ 先読み「債券自警団」が政策を動かす局面に入った。中央銀行より市場が先に引き締めを実行する構図では、株式の下落が政策転換を促すという従来の期待(Fedプット)が機能しにくい。
米SEC委員長が、市場構造法案(クラリティー法)が議会で可決されない場合、SEC単独で規則を策定する準備があると明言した。前日の「検討段階」から議長自身の公式表明へ踏み込んだ。
▶ 先読み立法の停滞が規制の空白ではなく「行政主導のルール化」に置き換わる展開。法律より変更が容易な規則ベースの枠組みになるため、政権交代ごとに制度が揺れる不安定さが残り、機関投資家の本格参入は先送りされやすい。
日立が暗号資産のマネーロンダリング対策(AML)に関する実証実験で実用性を確認し、10月に新サービスを提供する。
▶ 先読み国内で暗号資産ETFの解禁が視野に入るなか、AMLは金融機関が参入するための前提インフラ。この種の裏方サービスが整うほど、銀行・証券の暗号資産取り扱い解禁が現実味を帯びる。
米金融大手BNYがトークン化ファンド向けの新機能を立ち上げ、ブラックロックも利用を計画していると伝えられた。
▶ 先読み巨大カストディアンが基盤を整えることで、トークン化は「暗号資産の話」から「債券・MMFの決済インフラの話」へ移る。担保としての即時移転が可能になれば、短期金融市場の構造そのものが変わる。
FOMCの据え置き決定と3人の利上げ反対票を踏まえ、暗号資産市場が注視すべき金利・流動性の論点を整理した解説。
▶ 先読みビットコインは「金利が下がる前提」で買われてきた資産。据え置きが長期化し実質金利が上がる展開では、ETF資金流入の細りと下押しが同時に来やすい。
イオンの吉田昭夫社長が記者会見し、イオンモール熊本での爆発事故で3人が死亡したことについて謝罪した。死傷者はいずれもテナント従業員で、4人の安否が不明となっている。供給ガスの爆発は同社で初めてという。
▶ 先読み商業施設の地震時オペレーションが法規制・保険の両面で見直される。ガス遮断装置の義務化や避難手順の再設計はディベロッパーの改修コストとして重く、REITや商業施設運営各社の費用増につながる。
吉田社長は全国の商業施設でガス設備などの一斉点検を進める方針を示した。防災協定を結ぶ自治体にも影響が及んでいる。
▶ 先読み一斉点検は業界標準になる。防災設備・ガス保安・点検サービスを手がける企業に短期的な特需が生まれる一方、営業時間の制限は小売各社の8月の売上に効いてくる。
アイシンの熊本市のドア部品子会社工場が被災し稼働停止が続き、30日以降の再開のめどが立たない。トヨタは宮田・小倉・苅田の3工場、日産も九州の一部ラインを停止する。2016年の熊本地震後に整えた在庫分散・中継倉庫では補いきれなかった。
▶ 先読み10年かけたBCPでも単一拠点の部品は止まると実証された形。自動車各社は在庫水準の再引き上げと二重調達に動かざるを得ず、部品メーカーへの値下げ圧力と設備投資要請が同時に強まる。
構造改革の効果で4〜6月期は大幅増益となり、通期見通しを上方修正して株価が上昇した。日本事業の売却検討も伝わっている。
▶ 先読み米国発の外食チェーンが「成熟市場を売って本国の収益性を上げる」戦略に舵を切った。日本事業が売却されれば、国内の外食・小売M&Aで海外PEの資金が一段と流入する呼び水になる。