★本日の注目 — エヌビディアCEOが最新AIサーバー"フル生産"宣言/日銀次の利上げは「26年7月」/米石炭火力、延命相次ぐ エネ省が閉鎖8日前に。
ZAI・テクノロジー1+選外1
0705-N05ダイヤモンド★8
エヌビディアが最新AIサーバーのフル生産を宣言、TSMCと韓国SKに増産を要請。供給網は巨大化するが、なお供給不足懸念が残る。
▶ 先読み次世代ベラ・ルービン量産(26年後半)へ増産投資が本格化。TSMC先端能力とHBM供給がボトルネック、関連装置・部材への波及が続く。
選外(このテーマの参考記事)
Zエネルギー・資源1+選外1
0705-N07日経★7
米エネルギー省がデータセンター向け電力需要を背景に石炭火力の閉鎖を相次ぎ差し止め。AI電力需要が既存電源の延命を招く構図。
▶ 先読みAIの電力逼迫は原子力・ガス・送電網投資を押し上げる長期テーマ。電力・重電・SMR関連への資金流入が続く公算。
選外(このテーマの参考記事)
Z地政学・安保2
0705-N09ダイヤモンド★7
米中はAI・半導体を巡り緊張と小康を繰り返す。トランプ氏は26年4月訪中に前向き、後半には習氏招請の意向も。均衡の持続性が焦点。
▶ 先読み首脳往来が実現すれば一時的な緊張緩和で関連株に追い風。逆に輸出規制再燃なら供給網分断コストが再上昇、両にらみの備えが必要。
0705-N10日経ビジネス★6
PwCは26年のトレンドとしてパクス・アメリカーナの限界、世界経済の安全保障化、デジタル覇権競争の激化を挙げる。
▶ 先読み経済の武器化が常態化。重要鉱物・半導体・AIの供給網再編が続き、対米直接投資5500億ドル級の潮流が企業の設備配置を規定。
Zマクロ経済1
0705-N12ダイヤモンド★8
政策金利0.75%の日銀は次の利上げが26年7月会合で有力視され、最終到達点は1.25〜1.75%との見方。円安是正の主役は介入から利上げへ。
▶ 先読み7月MPMで利上げなら円高・金融株追い風、内需・不動産に逆風。据え置きなら円安再燃で輸入インフレ懸念。月内最大の国内イベント。
🎙️ 夜のポッドキャスト原稿(5記事)
リゼ:こんばんは。7月5日日曜日、本日夜の投資情報をお届けします。
フレン:こんばんは、リゼさん。週末ですけど、今日はどんな話題が中心ですか。
リゼ:ええ。市場は週末でお休みですが、今週前半に大きな動きがありました。テーマはひとつ、「AI相場の中の資金の回転」です。これが今の相場を読む鍵になります。
フレン:資金の回転、というと。
リゼ:7月1日、ダウは約600ドル高で史上最高値を更新しました。ところが同じ日、半導体株は売られてナスダックは下落したんです。つまり、これまでAIの一部の大型株に集中していたお金が、景気敏感株やバリュー株へ回り始めた。これは物色の裾野が広がるサインでもあり、同時にAI一極への過熱を冷ます動きでもあります。
フレン:主役だった半導体が売られたわけですね。
リゼ:そうなんです。象徴的だったのが韓国メモリ勢です。7月2日にサムスンが一時7%超、SKハイニックスが9%超急落しました。理由はAIインフラの費用がかさみ、いずれ利益率を圧迫するのでは、という懸念です。ただ翌金曜には各8%から10%も反発し、KOSPIは6%以上上げました。乱高下そのものが、今の相場の神経質さを映しています。
フレン:これから何を見ればいいですか。
リゼ:注目は7月10日。SKハイニックスがナスダックでADRの取引を始めます。米国の投資家マネーが直接入る経路が開くので、その前後の値動きが、メモリ株全体の評価を測る試金石になります。日本のキオクシアの相対的な割安・割高感にも波及しますよ。
フレン:そのキオクシアはどうでしたか。
リゼ:こちらも荒れました。7月2日に一時14.9%安、7万5000円まで急落し、3日も続落です。4月から6月期の純利益が48倍という好業績見通しはあるのですが、株価が約75倍まで上げた反動で、利益確定売りが集中しました。7万円を守れれば押し目買いの好機、割れれば個人の投げ売り連鎖に注意、という分岐点にいます。
フレン:供給側の動きはありますか。
リゼ:エヌビディアが最新AIサーバーのフル生産を宣言し、TSMCと韓国SKに増産を要請しました。それでもなお供給不足の懸念が残るほどの需要です。次世代のベラ・ルービンが年後半に量産へ向かうなか、TSMCの先端能力とHBM供給がボトルネック。関連する製造装置や部材メーカーへの波及が、次の投資テーマとして続きます。
フレン:AIといえば、電力の話も聞きますね。
リゼ:鋭いですね。米エネルギー省が、データセンター向けの電力需要を理由に、石炭火力の閉鎖を相次いで差し止めています。AIの電力逼迫が、古い電源まで延命させている構図です。ここから読めるのは、原子力、とりわけ小型炉SMRや送電網への投資が長期で押し上げられるということ。電力・重電関連は腰を据えて見ておきたいテーマです。
フレン:世界情勢の方はいかがですか。
リゼ:米中はAIと半導体を巡って、緊張と小康を繰り返しています。トランプ大統領は4月の訪中に前向きで、後半には習近平主席を招く意向も示しています。首脳往来が実現すれば一時的な緊張緩和で関連株に追い風、逆に輸出規制が再燃すれば供給網の分断コストが再び膨らむ。両にらみの備えが要ります。PwCも26年のリスクとして「米国による平和の限界」と「経済の安全保障化」を挙げていて、経済を武器に使う流れは今年の底流ですね。
フレン:そして、いちばん近い節目は。
リゼ:金融政策です。まず米国。7月1日、FRBのウォーシュ議長が「インフレリスクは低下した」と述べる一方、別の場では「インフレはなお高い」とも語りました。玉虫色ですが、市場は早期利上げに慎重と受け止め、ドル安が進みました。焦点は7月28日から29日のFOMC。利上げ確率は今のところ低めですが、雇用統計次第で9月の見方が揺れます。
フレン:日本の方はどうでしょう。
リゼ:こちらが今月最大の国内イベントです。日銀の次の利上げは、7月会合が有力視されています。政策金利は今0.75%で、最終到達点は1.25%から1.75%との見方。円安を抑える主役が、為替介入から利上げへ移りつつあります。もし7月に動けば円高で金融株に追い風、内需や不動産には逆風。据え置きなら円安が再燃し、輸入インフレ懸念が強まります。ドル円は161円台での攻防が続いていて、日米双方の中央銀行の一言で大きく振れる地合いです。
フレン:最後にひとつ気になる話題はありますか。
リゼ:トランプ大統領がCNBCの独占インタビューに登場し、自身の事業や政策を語りました。関税や対中姿勢への言及は、市場の思惑を通じて相場を揺らします。通商関連の発言には引き続き警戒しておきましょう。
フレン:今夜も盛りだくさんでした。ありがとうございます。
リゼ:気になった記事は、ダッシュボードから深掘りをご指定ください。今夜もリゼがお届けしました。リゼでした、また明日お会いしましょう。おやすみなさい。
フレン:おやすみなさい。
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