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INVESTMENT NEWS
更新 2026-07-31 19:03 JST
次回 翌12:01
本日の注目 — 日銀、政策金利1.0%に据え置き 26年度成長率見通しは上方修正/セブン&アイ、ソフトバンク・PayPay・三井住友カードから/OpenAI、AI利用料を最大8割下げ 中国勢対抗で価格競争が激化。
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週間総集編(7/25)(7/31)

ZAI・テクノロジー5

0731-N01日経7/31★15

OpenAI、AI利用料を最大8割下げ 中国勢対抗で価格競争が激化

OpenAIが法人・開発者向けの従量課金サービスで最新モデルの利用料を最大8割引き下げると発表。DeepSeekなど価格が1〜数%の中国製AIへの流出を食い止める狙い。

▶ 先読み推論単価の急落はAIモデル事業の粗利を直撃する一方、アプリ側の採算を改善する。IPO準備中のOpenAIの収益計画と、追随を迫られるアンソロピック・グーグルの値付けが次の焦点。

0731-N02日経7/31★15

キオクシア、7〜9月期の純利益31倍の1兆2700億円予想 自社株買いと株式分割も

AIデータセンター向けNAND販売が急拡大し、4〜6月期のデータセンター向け売上高は1兆1700億円超と前年の5倍超。ネットキャッシュがプラス転換し、株式分割と自社株買いを同時に決めた。

▶ 先読み「半導体スーパーサイクル終了」で1カ月に株価が7割近く下げた反動が出やすい。27年も需要が供給を上回る見通しを示したことで、メモリー価格の高止まりがサーバー原価に転嫁され続ける。

0731-N03CNBC7/31★14

アップル7%安、アマゾン12%高 投資家が決算後に「AIの勝ち組」を選別

アマゾンはクラウド好調で12%超上昇、アップルはiPhone22%増でもサービス収入未達で7%超下落。メタは弱い見通しで9%安、マイクロソフトは8.5%高と明暗が割れた。

▶ 先読み「AI関連なら何でも買い」の局面は終わり、資本支出がキャッシュフローに結びつくかで選別が進む。次はエヌビディア決算での需要確認が指標になる。

0731-N04CNBC7/31★13

中国CXMTが上海で大型上場デビュー 次はグローバルメモリー勢との正面勝負へ

中国のDRAM大手・長鑫存儲(CXMT)が上海市場に鮮烈デビュー。調達資金を増産に充て、SKハイニックス・サムスン・マイクロンの寡占に挑む構図が鮮明になった。

▶ 先読み汎用DRAMでの中国増産は2027年以降の価格下落要因。ただしHBMなど先端品は技術差が残り、「汎用は中国・先端は韓米」の二層化が進む可能性が高い。

0731-N05日経7/31★12

村田製作所、27年3月期の純利益44%増に上方修正 AI向けコンデンサーが好調

従来予想を450億円引き上げ純利益3380億円と過去最高更新の見通し。売上高15%増の2兆1100億円、営業利益は53%増の4300億円を見込む。

▶ 先読みAIサーバー1台あたりの受動部品搭載量増加が数量効果として効き始めた。電子部品は半導体より遅れて業績が伸びるため、上方修正の連鎖はTDK・太陽誘電などにも広がりやすい。

Zエネルギー・資源2

0731-N06CNBC7/31★13

原油続落、ホルムズ海峡の通航回復で「戦争プレミアム」が後退

ホルムズ海峡のタンカー通航が回復に向かい、米・イラン緊張で上乗せされていたリスクプレミアムが剥落。ブレント・WTIともに軟化した。

▶ 先読み原油の落ち着きは日本の輸入インフレを和らげ、日銀の利上げ急務論をやや後退させる。ただしイランの報復標的が拡大しており、供給途絶リスクの再燃で往って来いになりやすい。

0731-N07CNBC7/31★12

銅価格が急騰 チリの暴風雨による鉱山被害と世界的な供給逼迫が重なる

チリでの記録的な暴風雨による鉱山操業の停止と、AIデータセンター・送電網向け需要の急増が重なり銅相場が上昇。

▶ 先読み銅は電力インフラとデータセンター建設のボトルネック。高値定着は電線・変圧器のコスト増を通じて、データセンター投資の実質的な建設単価をさらに押し上げる。

Z地政学・安保3

0731-N08CNBC7/31★15

【続報】イランがクウェート・バーレーンの米戦略拠点を標的 エジプトへのドローン攻撃後に戦線拡大

エジプトへのドローン攻撃に続き、イランがクウェートとバーレーンにある米軍の戦略資産を標的にしたと報じられた。湾岸産油国本土への波及局面に入った。

▶ 先読み産油国本土が攻撃対象になれば、通航が回復しても保険料と代替ルートのコストは高止まりする。湾岸諸国の参戦有無が、次の原油とLNGの水準を決める分岐点。

0731-N09日経7/31★12

牧野フライス、NSSKの買収提案を拒否 買収資金の裏付けに懸念

社外取締役で構成する特別委員会が31日、NSSKの買収資金面などへの懸念を理由に拒否を答申し、取締役会も同日受け入れた。政府がアジア系MBKに外為法で中止勧告した経緯を受けた提案だった。

▶ 先読み経済安保で外資が排除された後、国内ファンドが受け皿になれるかという試金石で答えは「否」。工作機械など軍事転用可能な技術を持つ企業の再編は当面停滞し、株主還元圧力だけが残る。

0731-N10日経7/31★11

東芝、国産の迎撃用ドローンを開発 新興プロドローンと連携

敵ドローンに衝突して破壊する迎撃機を、東芝のレーダー技術とプロドローンの自律飛行制御を組み合わせて開発。防衛省・自衛隊への納入を目指す。

▶ 先読み装備庁の迎撃ドローン公募には38社が応じており、三菱重工・川崎重工とも競合する。安価な消耗品としての大量調達が前提となるため、量産できる企業に予算が集中する。

Zマクロ経済4+選外2

0731-N11日経7/31★16

日銀、政策金利1.0%に据え置き 26年度成長率見通しは上方修正

31日の金融政策決定会合で無担保コール翌日物の誘導目標を1.0%に据え置き。9人中8人の賛成で、高田創審議委員は追加利上げを求めて反対した。成長率見通しは引き上げた。

▶ 先読み反対票が出たことで9月・10月会合での利上げ観測は残る。ただ「据え置き+成長率上方修正」という組み合わせは市場にハト派と受け取られ、円安圧力を通じて介入との綱引きが続く。

0731-N12日経7/31★15

植田総裁、利上げペース「加速もありうる」 基調物価の上振れを警戒

会見で基調的な物価上昇率が2%目標を超えて上振れするリスクに言及。中東緊迫による原油高、AI需要による半導体価格上昇、円安による耐久財価格上昇を要因に挙げた。

▶ 先読み「緩和的すぎると判断すれば利上げペースを速める」と踏み込んだのは事実上の予告。円安が続けば、これまでの四半期ごとから2会合連続の利上げに切り替わる可能性が出てきた。

0731-N13日経7/31★13

円相場、日銀会合「ややハト的」で伸び悩み 一時1ドル=160円90銭

前夜の円買い介入で一時157円台まで急伸したが、日銀の据え置き決定を受けて円売りが戻り160円台後半へ押し戻された。

▶ 先読み介入で稼げた円高は1日ももたなかった形で、当局は「金利で支えられない介入」の限界に直面する。次の防衛ラインは165円が意識され、日米協調の有無が試される。

0731-N14日経7/31★12

東証大引け、日経平均は2494円高の6万4362円 AI・半導体に海外勢の買い

上げ幅は一時3400円を超え、終値は前日比4%高。TOPIXも1.29%高の4003.30と反発した。TDK・フジクラ・レーザーテックが上昇、ファストリ・KDDIは下落。

▶ 先読み米ハイテク決算を受けた見直し買いで7月の急落分を一気に取り戻したが、指数寄与の偏りは前より大きい。8月SQに向けて半導体の一極集中が続くか、物色が広がるかが分かれ目。

選外(このテーマの参考記事)
0731-N15
日銀が金利を1%に据え置き、基調インフレの2%超え上振れを警告
先読み — 海外勢の円ショート解消は日銀の追加利上げ確度次第で、当面は指標次第の往来が続く。
CNBC
0731-N16
「マグニフィセント・セブン」の勢い一服で投資家は海外株に目を向ける=運用担当者
先読み — 資金の海外シフトが本格化すれば、割安な日本・欧州株のバリュエーション切り上がりにつながる。
CNBC

Z仮想通貨・デジタル資産4+選外3

0731-N17CoinPost7/31★14

ストラテジー、ビットコイン一辺倒から転換 準備金を動的配分へ

1.3兆円の四半期純損失を計上した同社が、準備資産をビットコイン単独保有から状況に応じた動的配分に切り替える方針を示した。

▶ 先読み「BTCを買い続ける上場企業」というモデルの旗手が方針転換した意味は大きい。追随してきたトレジャリー企業の買い圧力が細り、企業需要という支えが弱まる。

0731-N18CoinPost7/31★12

レイ・ダリオ氏、ビットコインの1%保有を継続 「印刷不可」評価も量子リスクを警戒

ブリッジウォーター創業者が、通貨増発できない点を評価しつつ量子コンピューターによる暗号解読リスクを理由にポートフォリオの1%にとどめる姿勢を示した。

▶ 先読み機関投資家の配分上限が「1%」で語られている段階にとどまることは、ETF経由の資金流入余地が構造的に限られることを意味する。

選外(このテーマの参考記事)
0731-N21
老舗ウォレット「コインカイト」に脆弱性、594BTCが流出か
先読み — 自己保管の安全神話が揺らげば、規制下のカストディや現物ETFへの資産移動が加速する。
CoinPost
0731-N22
全サービス停止から半年、暗号資産取引所BTCBOXが8月3日より再開へ
先読み — 国内取引所の再編・淘汰が進むなか、金商法改正後の登録要件を満たせるかが生き残りの条件になる。
CoinDesk
0731-N23
オリコポイントが暗号資産と交換可能に BTC・ETH・XRPが対象
先読み — ポイント経済圏からの入口拡大は少額の新規参入者を増やし、国内取引所の口座数を押し上げる。
CoinDesk

Z注目(テーマ外)4

0731-N24日経7/31★16

セブン&アイ、ソフトバンク・PayPay・三井住友カードから計3000億円の出資受け入れを発表

自己株式約1.4億株を3社に割り当て各1000億円ずつ受け入れる。7iDをPayPayIDに統合し、単純合算で1億超のIDを持つ国内最大級のポイント経済圏をつくる。

▶ 先読みクシュタール買収提案を退けた後の「安定株主づくり」であると同時に、決済・購買データの囲い込み競争の号砲。楽天・イオン陣営の対抗提携と、公取委がデータ統合をどう見るかが次の論点。

0731-N25日経7/31★12

ソニーG、27年3月期の純利益17%増に上方修正 円安追い風にゲーム好調

従来予想から500億円引き上げ、純利益1兆2100億円の見通し。ゲーム事業が円安効果もあり想定を上回って推移した。

▶ 先読み円安が輸出企業の増益要因として明確に効き始めた。介入と利上げで円高に振れれば、この上方修正の一部は次の四半期に剥落する。

0731-N26日経7/31★12

カナダのACT、セブンへの出資を断念した東欧ジャプカを1.3兆円で買収

アリマンタシォン・クシュタール(ACT)がポーランド最大手コンビニのジャプカ・グループを約1.39兆円で買収すると発表。8月26日までにTOBを実施し12月完了予定。

▶ 先読みセブン買収を断念したACTが東欧に矛先を変えた形で、日本のコンビニ再編圧力は当面後退する。一方で欧州のディスカウント型コンビニ統合が進み、国際比較での収益力格差が広がる。

0731-N27東洋経済7/31★11

イオンモール熊本の爆発、「防災モールのパイオニア」で業界に激震

地震時の避難拠点機能を売りにしてきた施設で爆発が起きたことで、商業施設の設備リスクという「死角」が浮き彫りになったとデベロッパー社員が語る。

▶ 先読み全国のモールで設備点検と改修が前倒しされ、施設運営各社の修繕費が膨らむ。損保の施設賠償や熊本の製造業サプライチェーンへの波及も注視が必要。

Zテーマ外選外3

0731-N28
韓国株の「双極性」市場 暴落から史上最高値の急反発へ
先読み — 半導体一極の指数構造は上下双方に振れを増幅する。日本市場も指数寄与の偏りが強まっており、同じボラティリティを共有しやすい。
CNBC
0731-N29
双日の4〜6月期、純利益43%増 中東情勢で化学品トレードが好調
先読み — 商社は地政学リスクの受益者になりうる一方、停戦局面では反動減が出る。トレード益の持続性を四半期ごとに確認する必要がある。
日経
0731-N30
キオクシア株、連日で売買高最大 決算直前に「コツン」は聞こえたか
先読み — 個人と海外勢の売買が交錯しており、株式分割後は売買単位の低下でさらに値動きが荒くなりやすい。
日経
🎙️ 夜のポッドキャスト原稿(22記事)
リゼ:こんばんは。7月31日金曜日、本日夜の投資ニュースをお届けします。 トロちゃん:こんばんは、リゼさん。本日はトロちゃんがお相手します。7月の最終日、動きの大きな一日だったようですね。早速お願いします。 リゼ:はい。最大の焦点は日銀でした。金融政策決定会合では政策金利を1.0%に据え置き、9人中8人の賛成、高田審議委員が追加利上げを求めて反対しています。同時に、26年度の成長率見通しは上方修正しました。 トロちゃん:据え置きながら、景気には強気ということですね。 リゼ:ええ。さらに植田総裁は会見で、基調的な物価上昇率が2%目標を超えて上振れするリスクに言及し、金融環境が緩和的すぎると判断すれば利上げのペースを速めることもあり得る、と踏み込みました。原油高、AI需要による半導体価格の上昇、そして円安による耐久財価格の上昇を要因に挙げています。ここから読み取れるのは、これまでの四半期に一度というペースが、2会合連続の利上げに切り替わる可能性が出てきたということです。 トロちゃん:為替の反応はいかがでしたか。 リゼ:前夜の円買い介入で一時157円台まで急伸した円は、会合結果がややハト派と受け止められ、160円90銭近辺まで押し戻されました。介入で得た円高が1日ももたなかった形で、金利で支えられない介入の限界が改めて示されています。次の防衛ラインとしては165円が意識されます。 トロちゃん:一方で、株式市場は大きく上昇したと伺いました。 リゼ:はい。日経平均は2494円高の6万4362円で引け、上げ幅は一時3400円を超えました。米国のハイテク決算を受けた、AI・半導体株への見直し買いです。ただ指数寄与の偏りは以前より大きく、8月のSQに向けて物色が広がるかどうかが分かれ目になります。 トロちゃん:その米国のAI関連は、評価が分かれたのでしょうか。 リゼ:明暗がはっきりしました。アマゾンはクラウド好調で12%を超える上昇、マイクロソフトも8.5%高です。一方でアップルはiPhoneが22%増でもサービス収入が届かず7%を超える下落、メタは弱い見通しで9%安でした。AI関連なら何でも買うという局面は終わり、投じた資金がキャッシュフローに結びつくかどうかで、選別が始まっています。 トロちゃん:国内の関連企業にも影響がありそうです。 リゼ:キオクシアは7月から9月期の純利益が31倍の1兆2700億円になる見通しを示し、自社株買いと株式分割も決めました。村田製作所も27年3月期の純利益を44%増へ上方修正しています。電子部品は半導体より遅れて業績が伸びますので、上方修正の連鎖は他社にも広がりやすいと見ています。 トロちゃん:AIそのものの競争環境はいかがでしょうか。 リゼ:OpenAIが、法人向けの利用料を最大8割引き下げると発表しました。ごくわずかな価格で提供する中国製AIへの流出を食い止める狙いです。推論単価の急落はモデル事業の利益を直撃する一方、AIを使う側の採算は改善します。追随を迫られる各社の値付けが、次の焦点になります。 トロちゃん:企業の動きでは、大きな資本提携もあったそうですね。 リゼ:セブン&アイが、ソフトバンク、PayPay、三井住友カードから合わせて3000億円の出資を受け入れると発表しました。自己株式およそ1億4000万株を割り当てる形です。7iDをPayPayIDへ統合し、単純合算で1億を超えるIDの経済圏が生まれます。買収提案を退けた後の安定株主づくりであると同時に、購買データの囲い込み競争の号砲でもあります。楽天やイオン陣営の対抗提携、そして公正取引委員会がデータ統合をどう見るかが、次の論点になります。 トロちゃん:中東情勢についてもお願いします。 リゼ:イランがクウェートとバーレーンにある米軍の戦略拠点を標的にしたと報じられ、戦線が湾岸産油国の本土にまで広がりました。一方でホルムズ海峡の通航は回復に向かい、原油は戦争プレミアムが剥落して下落しています。ただ、産油国の本土が攻撃対象になれば、通航が戻っても保険料や代替ルートのコストは高止まりします。本日の原油安は一時的なものとして見ておくべきでしょう。 トロちゃん:本日も情報量の多い一日でした。 リゼ:記事の全文と、本日ご紹介しきれなかったニュースはダッシュボードにまとめてあります。週明けの市場に向けて、日銀の次の一手と為替の水準を確認しておいてください。7月最終日、本日夜のニュースは以上です。リゼがお送りしました。 トロちゃん:ありがとうございました。よい週末をお過ごしください。
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