LiZe
INVESTMENT NEWS
更新 2026-06-21 12:05 JST
次回 夜19:03
本日の注目 — AI buildout giving tech invest。
昼の配信(6/21)

ZAI・テクノロジー1

0621-M01CNBC6/20★13

AI buildout giving tech investors new reasons to watch bond market

エヌビディア・オラクル・アマゾン・アルファベット・メタが各社数百億ドル規模の社債発行でデータセンター投資を賄い、金利上昇への感応度が高まっている。

▶ 先読み金利上昇局面ではAI設備投資の資金調達コストが膨らみ、ハイテク大型株のボラティリティ拡大に直結。今後は決算より債券利回りが株価のトリガーになりやすい。

🎙️ 昼のポッドキャスト原稿(1記事)
リゼ:こんにちは。6月21日日曜日、本日昼の投資情報をお届けします。週末で新しい材料は限られますが、来週の相場を左右しそうな動きを整理していきますね。 フレン:こんにちは、リゼさん。今日の注目から教えてください。 リゼ:まずはマクロが大きく動きました。日銀が政策金利を0.75%から1.0%へ引き上げ、国債買い入れの減額は27年4月以降に停止するとしています。中東発の原油高でインフレが加速するリスクへの対応で、26年度の物価見通しは2.8%へ上方修正された一方、実質成長率は0.5%へ下方修正されました。 フレン:物価は上、成長は下…ちょっと苦しい組み合わせですね。 リゼ:ええ、スタグフレーション色のある利上げです。ここで先読みのポイント。市場では年内の追加利上げ観測が強まっていて、円債金利の上昇圧力と、利ざや改善を見込んだ銀行株への追い風が続きやすい。金利のある世界を前提にポートフォリオを組み直す局面です。 フレン:アメリカのほうはどうでしたか。 リゼ:FRBはウォーシュ新議長のもとで金利を3.5から3.75%に据え置きました。ただ注目はドットチャートで、18人中9人が年内の利上げを見込み、年末の中央値が3.8%へ切り上がったんです。タカ派化を嫌気してS&P500は1.21%安、新議長デビュー日としては1994年以来の悪さでした。 フレン:日米そろって引き締め寄り、というわけですね。 リゼ:その通りです。結果として為替は円安が進み、19日には一時1ドル161円台をつけました。日米金利差の拡大を意識した円売りです。次に注目すべきは介入警戒ライン。円安が輸入物価を押し上げてインフレを再燃させ、日銀の追加利上げを促す、という悪循環に入らないか。来週は当局の口先介入に要注意です。 フレン:地政学のほうも気になります。中東はどうなっていますか。 リゼ:いったん落ち着いた米イラン情勢が、再びきな臭くなっています。15日の戦闘終結合意でホルムズ海峡が開放され、日経平均は一時6万9000円台まで急騰したんですが、今度はジュネーブでの協議が直前で延期され、原油が反発しました。ブレントは80ドル台です。 フレン:合意は本物なのか、まだ読めないと。 リゼ:そこが肝です。停戦の耐久性に不確実性が残るので、協議の再開が遅れてホルムズが再緊張すれば、原油・海運・資源株に上値余地が出ます。逆に進展すれば原油は再び下落。どちらに転んでもボラティリティは高止まり。資源関連は値動きが荒くなる前提で臨みたいところです。 フレン:AIをめぐる対立も新しい火種だと聞きました。 リゼ:はい、AIの保護主義がG7の新たな対立軸になってきました。米国はAI半導体を大量購入する国に対米投資を義務付ける案を検討していて、友好国への適用も視野に入れています。AIが通商と安保の主戦場になったということです。日本企業の半導体調達や対米投資の戦略に直接効いてくるので、サプライチェーン再編がさらに加速します。 フレン:AI関連は株式市場でも主役ですよね。 リゼ:ええ、ただ見るべき指標が変わってきました。エヌビディアやオラクル、アマゾン、メタといった大手が、データセンター投資を数百億ドル規模の社債発行で賄っていて、金利上昇への感応度が一気に高まっているんです。つまり今後は決算よりも債券利回りがハイテク株のトリガーになりやすい。金利を見ながらAI株を売買する時代です。 フレン:個別では何か動きはありましたか。 リゼ:インテルがアップルと米国内でチップ設計を組むと伝わり、インテル株が10.6%急騰しました。エヌビディアやマイクロンも連れ高です。米半導体の国内回帰が加速する象徴で、インテル再建の試金石になります。提携の具体条件と量産時期が次の焦点ですね。 フレン:エネルギーのほうはいかがですか。 リゼ:政策の追い風が続いています。経産省は脱炭素電力を100%使う工場やデータセンターへの投資を最大半額補助し、5年で2100億円を充てます。さらに原発や再エネの電源投資に公的融資を進める案、蓄電池でためれば出力制御の対象から外す優遇ルールも動いています。 フレン:AIのデータセンターと電力が、政策でつながってきますね。 リゼ:まさにそこが先読みのポイントです。電力を確保できる地域にデータセンターが集まり、再エネ・原子力・系統用蓄電所の関連企業に受注が向かう。電源と立地の競争が投資テーマとして太くなっていきます。 フレン:最後に、テーマ外の注目はありますか。 リゼ:ジャパネットホールディングスがツインバード工業に1株800円でTOBを実施し、全株取得を目指すと発表しました。家電業界の再編と非公開化の流れで、オーナー系や低PBRの中小型企業を狙ったM&Aが活発になる象徴と見ています。 フレン:今日も盛りだくさんでした。ありがとうございました。 リゼ:気になった記事は、ダッシュボードから深掘りをご指定くださいね。以上、本日昼の投資情報をリゼがお届けしました。夜の配信もお楽しみに。
コピーしました